最初に謝ります。
予測不能の最終章って帯に書いてあったので、勝手にこのシリーズが終わりやと思ってました。今、読み終わりました・・・まだ続きます。
このシリーズが最終章というわけではなく、この本の最終章が予測不能だということで・・・
ごめんなさい。(特に桃花サン・・・ほんとごめんね)

当初はこのシリーズ10作目で終了予定だったらしいのですが、10作目でも終わる気配はなく14作目まできたから安心してたのに、帯にあんな事書いてあるからさーーーー。
ちゃんと読んでから書くべきでした。本当に申し訳ございません。
というわけで、あとがきには既に次作も決まってると書いてあったので、まだこのシリーズが終わらないことに一安心。

内容ですが、私はちと不満だったかな。確かに予測不能な最終章やった・・・。
毎度の事ながら最後まで犯人はわかりませんでした。
ラストに向けていつもはすごい緊迫感なんですが、今回はそれほどでもなかったかなあ・・・。
けど、子供が巻き込まれる悲惨な事件が多く、それと合わせて精神的に問題がある場合が多くなってる日本でも、そのうち小説の世界だから・・・とか言ってられなくなるのかも。
実際、今までにはなかった予測不可能な事件も起こってるし。
そして、登場人物たち。いつもながら不安定だけど、結局離れられないケイとベントン、こちらも相変わらずのひねくれ者マリーノと何をしでかすかわからないルーシー達の状況も前回とは大幅に変わってて、今まで1作目から通して読んできた者としては、読んでる途中で「どうなるんやろ??」と本気で心配したりして(笑)
登場人物の成長や変化を楽しめるのもシリーズ物の魅力ではないかなと思います。

まだこのシリーズが続くということで安心したところで、こないだの日記はちょっと訂正いれときます・・・。
★最終章まで読んだ結果、このシリーズ最終章ではありませんでした。
帯を見て慌てたおバカさんの日記としてお読みくださいませ〜★

なにやら意味深なタイトルになってますが、ヅカの話ではなく小説の話。
私、推理小説好きなんですけど、ここのとこ本屋へまともに行ってなかったなあと思って、
今日寄ってみた。
毎年このぐらいの時期に確か出てたのでは・・・と思いつつ、海外小説コーナーへ。
あったーーーー!!とさっそく握り締めレジに行きながら帯を見たら・・・
「予測不能の最終章!」て・・・。
ええええええー、終わりーーーーー??
ええと、何の小説かというと、パトリシア・コーンウェルの検屍官シリーズです。
これ、女性の検屍官が主人公なんで結構内容エグイです。
まあ私は全然エグイの平気なんですが、ただエグイだけやったら読みません。ストーリーがおもしろいのは当然ですが、主人公や登場人物に魅力があるかがすごい重要。
というわけで、だいたいシリーズ物で長く続いてるのを選んで買っているのですが、
これはハマった。
ハマりすぎて、号泣した。推理小説で号泣したのはこれが初めて(笑)
なので、このシリーズが最終章ということで、ちょっとショック・・・。
さ、これから上下巻読破するぞーーーーーー。(明日仕事初めやのに大丈夫かな・・・)
ちなみに題名は「神の手」(上/下巻)講談社文庫です。そしてこの本は14作目。
読書感想文はまた後日。どうしよー、泣きまくるかもーーー。(だから推理小説やって。)
MOMOTARO 桃太郎@読書感想文
読書感想文というか、絵本なんですけどコレ。

MOMOTARO 桃太郎 著:芥川龍之介 画:寺門孝之 PIE BOOKS 2,000円(税抜)

これは私がかれこれ6年前から観続けている画家 寺門孝之サンの絵本です。あの、桃太郎なんで童話の絵本なんですけど、小さい頃見た絵本とぜんっぜん違います!ブラックすぎるー。
暴れん坊の桃太郎ですとは聞いてたんですけど、暴れん坊どころか超悪者ですがな。
そら、この本見て子供も泣くわ。
作者が芥川龍之介ということで既に普通の桃太郎ではないと思ってたのですが、生々しいワルぶりでちょっと衝撃でございました。
まあ童話は裏を読めばかなりブラックだったりするんですけどね。
普段読む時は裏を読まず、素直に読む私にもわかりやすすぎるブラックさでした。
鬼退治に行くんですけど、その鬼はほんとに悪者なのか?
本当の悪者は人間では・・・?
欲望、嫉妬、恨みなど、心を持つ人間がある意味本能のままに純真に生きる動物を操り、平和に暮らす鬼たちを退治に行く。
なんだか最近、嫌なニュースが多いんですけど、心に余裕がないと人への思いやりも見返りを求めない無償の愛も生まれないよな・・・と考えさせられました。
私にとっては衝撃の1冊なので、もう少しほとぼりが冷めてからまた読み返す事にします。

これ、東京で出版を記念して原画展をしてましたが、残念ながら霧のミラノ軍資金を貯めるため、見れませんでした。
秋に関西でこの原画展があるそうなので、ナマでこの悪者桃太郎を見てこようと思ってます。
普段の寺門サンは天使や女性のモチーフでとてもやさしく、想像力を掻き立てられる絵を描いてる方です。
普通の本屋サンで販売されてますので、興味ある方どうぞ。

画像アップロードの機能がいつの間にかできるようになってるので、テストを兼ねて載せてみます。

●本日の夕食
・鯛のお刺身
・鯛のアラ煮
・さやえんどうの黒胡麻和え
・赤ワイン
my日記テーマに「読書のこと」と設定しているくせに、一度も書いてない。
というわけで、今後はちゃんと読んだ本の感想文を書いていこうと思っています。
本を読むのは好きです。というか本を読まないといられない活字中毒者かも!?ジャンルはいろいろですが、大体作者と登場人物にはまって買うパターンが多い。売れ筋トップ10とかに出るような本はあまり読まないかもというか、何年も経ってから読んだりします。
なので、そういうものはあまり気にせず自分が読みたいモノだけ読んでおります。

というわけで、私の今まではまった作家。
・横溝正史:金田一耕助シリーズにはまった。でも本屋で買う時、おっぱいの上にトカゲが乗った表紙を上にしてレジに持っていくのは、めっちゃ恥ずかしかった。エロ小説じゃないし〜。
・アガサ・クリスティ:ポアロよりもなぜかミス・マープルの方にはまった。
・藤堂志津子:大人の恋愛物かな。弱っている時に読んでしまい、泣きまくりました。
・パトリシア・コーンウェル:検視官シリーズにはまりまくり。推理小説で号泣したのはこれが初めて。主要登場人物に感情移入しまくって読んでます。早く次出ないかな〜。

後は単発で軽いエッセイを読んだりかなあ。銀色夏生のつれづれノートとかも読んだりします。(ほんまバラバラやな)
そんな私が最近買った本。

「報復」作:ジリアン ホフマン(ヴィレッジ ブックス)

これは福岡まで睡れる月の千秋楽を観に行く時に、新幹線でヒマだろうと新大阪の駅で買った本です。
何に惹かれて買ったかというと本の帯に「彼女のデビュー作の衝撃にはP・コーンウェルも裸足で逃げ出すだろう」と書いてあったんです。
あんなにも私がはまっているP・コーンウェルが裸足で逃げ出すって、どんなすごいんや・・・ということで買いました。

んが・・・・このテーマ重い。重すぎる。検索よけの為にそのものズバリの言葉は書きません。まず、ある女性が自室で暴力を受ける話から始まります。ううん、私こういうテーマやなんだよねー。と思いつつ読みすすめると、その後過去の自分を捨て、でも過去と日々戦いつつ検察官となった女性が、新たな事件を担当することになり・・・。
これ、ものすご怖い。マジ怖い。
私、読むのめちゃくちゃ早くてどんなにぶ厚い文庫本でも1日で読みます。どんどん読みすすめて、また後から読み返したりします。
なので、早く先を読みたいんやけど、怖くて読めない。
後半、犯人と法廷で対決するシーンがあるのですが、自分の素性を隠して生きてきた検察官の女性が、犯人にバレてしまうシーンがあるんです。怖すぎてそれ以降のページを開くまで3日くらいかかりました。
そしてクライマックスまでに更なる恐怖があり、最後は泣きました。
あああ、ほんま怖かった。でもよかったね・・・って言ってあげたくなるラストでした。

最初はこれエグイだけちゃうの?と思ってたんですけど、すごかった。確かに描写はエグイです。金田一耕助とかP・コーンウェルでエグイ描写は慣れてる私ですが、ちょっと違うエグさがあったかなあ。
睡れる月千秋楽を観る前にこの本はアカンやろ・・・と途中で読むのやめました。夢の世界タカラヅカの前に読んではいけません。
というわけで、これを見て読もうかなと思ってくださる方がいるかもしれませんので話の詳細は書きませんが、推理小説好き&エグイ描写大丈夫の方はどうぞ。
ma

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索